新たな2つの非営利団体の設立・運営をサポートします。

危機管理対策機構は、阪神・淡路大震災を機に活動を開始し、内閣府より特定非営利 活動法人の認証を受けてから10年が経過した2009年4月に、10周年記念シンポジウムを開催致 した際、予防対策型のリスクマネジメントだけではなく、今後、ますます対応する機会が増えると思われる危機対応について、日頃から学べる場が不可欠であるということになり、危機管理に関する専門の教育や訓練、より実践に近い「演習」を提供する場の準備を進めて参りました。関係者と協議の上、このたび、一般財団法人として、「危機管理教育&演習セン ター」設立の運びとになりました。 「危機管理教育&演習センター」では、従来の災害・事件・事故だけではなく、リーマンショックを始めとする経済危機による経営不振等を含めた経営上の危機に対処すべく、知識や実践的なスキルを身に付けることを目指し、米国のハーバードビジネススクールで活用 されている「ケーススタディ」や「ケースメソッド」を採用するとともに、危機対応能力を向上するために、新たに、「ケースイメージング」という手法を開発し、経営危機をいかに 乗り切るのかというプログムを提供させていただく予定でございます。 併せて、米国で最も歴史が古く、災害危機管理や事業継続のグローバルスタンダード の教育・指導・資格認定を行っている「DRIインターナショナル」が国内で展開するため「DRIジャ パン」の準備事務局として当機構が10年にわたり、支援してまいりましたが、こちら も一般財団法人として設立することとなりました。